イタクラさんのメモ

本当にただのメモです

私が賞味期限に少々敏感な理由

8月下旬に入ろうとするころ、まだまだ暑い日が続くがいい機会なので私が賞味期限に敏感な理由を書こうと思う。

 

夏場の食品管理はいつも以上に気を遣わなければならない。暑さで腐って食中毒なんてニュースを見ない年はないんじゃなかろうか。

しかし私が賞味期限に敏感になった理由は夏場の暑さのせいではない。しかも多分秋とか冬の話だったと思う。

小学生ぐらいの時、身長伸び盛りで、当時は運動ばっかりやってた私(今では考えられない)の家には牛乳が必ず置いてあった。朝食には牛乳が絶対出ていたのである。私自身、牛乳は嫌いじゃないし、むしろ好きだし、給食のごはんと牛乳も何とも思わず食べていたのだ。

なので我が家には冷蔵庫を開ければ牛乳が必ず一本は入っていたのだ。

 

ある日の夜、お風呂上りにのどが渇いたので私は冷蔵庫を開け、手前にあった牛乳になんの疑いもなく手をかけた。そして何の迷いもなく腰に手を当てる勢いでぐびぐびと飲んだのだ。

しかしその後なんだか気分が悪いというか、猛烈な吐き気に襲われ間もなく嘔吐。ついでに腹痛も生じて腸内てんやわんやになったのだ。

父も母も私も「は!?なんで!?」状態。

父に「お前何した!?」と問われたので嘔吐と下痢で震えながら「牛乳飲んだ」と言ったところその牛乳の賞味期限が1か月以上過ぎていたのだ。

私は「とりあえず全部出さねば」と思い必死にその毒物を文字通り吐き出していた横で母が私に対して言い放った痛烈な一言を今でも覚えている。

 

母「なんでそんなもの飲むの!?飲むアンタが悪いんでしょ!!

 

この人はなんで私に怒ってるんだろうとか、世の中はなんて理不尽なんだろうとか、そういったことを考えている余裕もなく、すぐに吐き出したのが良かったのか2時間弱で私の腸内はひとまず落ち着いたのだ。

 

これ以来どうも私は賞味期限に敏感だ。

1日2日ぐらいなら別に何とも思わないし普通に食べるけど1週間を過ぎてるものはさすがにダメだと思っている。例えば将来同居人に同じようなことで怒られても私は申し訳ないと思うしより一層気を付けなければならないと考える。

普段一番冷蔵庫を開けるのは母親なのだから日常的に冷蔵庫の状態は把握してなければならないと思うし、いつだかのメシマズ嫁スレかなんかで「冷蔵庫は魔法の箱ではない」といったレスを見たが全くその通りであると思っている。

正直言って軽度ではあったがあのときのことはだいぶトラウマと化しているっぽくて、私が冷蔵庫を開けたときに期限切れのものを母親に見せると母は「いいじゃん別に(食べさせてないんだから)」という風に言うのである。

食べさせてないからいいという発想は私からすれば意味不明で、今後それが入っていて誤って使ってしまった場合食べさせる可能性があるということを想定していないということである。現に上記の話はこのことから起きているので全く反省も改善もされていないということになっている。

私としては非常に腹立たしい話なのだが、家族にあまり理解してもらえないどころか「そんなことにいちいち怒るな」と言われる始末である。

 

冷蔵庫の中身ちゃんとチェックしてください。期限切れのキムチとか、期限切れのタレ類とか入ってないですか?